林潤一郎茶器展
‐阿呍‐
4月13日(土)〜19日(金)
11時~19時
*最終日は17時まで
(作家在廊日 13日、14日)
(婦人画報3月号掲載より)
長崎・林 潤一郎さんの急須
気軽に買えるプロダクトが人気の波佐見焼ですが、
昨今は作家の器にも注目が集まっています。 波佐見の生地店の家に生まれ育った林潤一郎さんは、
唐津焼に魅せられて作陶の道に入りました。
そして、自らの体と呼応する蹴轆轤(けろくろ)との出合いから、
急須を専門とするユニークな作陶を続けています。
「急須は使ってみないと答えの出ない道具。使う人の所作を思い描きながら、
また茶葉の種類に合わせて注ぎ口の長さ、茶漉しの穴の数や形を考えます」
と林さん。 形だけではなく素材の追求にも力を入れ、嬉野茶、彼杵(そのぎ)茶
を育む嬉野の土を使って急須を作る試みにも挑戦しています。
陶工 林潤一郎
長崎県東彼杵郡波佐見町古窯山三股830